〜舞台芸術・エンタメに関するポータルサイト〜

わたしと舞台芸術
今井朋彦

読む

1・あなたの名前は?

今井朋彦

2・あなたの職業は?

俳優・演出

3・主に活動しているジャンルは?

ミュージカル, ストレートプレイ, 小劇場作品, ダンス・バレエ・パフォーミングアーツ

4・プロフィール写真をアップしてください

5・子供のころ成りたかったものは?

教師ですね。「金八先生」の世代なので。特に中1~中2の頃は先生への反発から「自分ならもっといい教師になれる!」と自惚れていました。中3で転校した先の中学がそれなりに荒れていて、それでもその荒れた生徒たちの前で毅然と振る舞う立派な先生たちを目の当たりにして「自分にはできない」とあきらめました。

6・駆け出しのころ役立ったアドバイスは?

ピーター・ブルックの著書にあった「死守せよ、だが軽やかに手放せ」でしょうか。実践はまったくできませんでしたね。特に駆け出しのころは死守してばっかりでした。

7・あなたのモットーは?

「そこにいること、ただし確実に」
年齢とともに人からどう思われるかにこだわりが減ってきたような気がします。特に子供を授かってからでしょうか、自分が男なので、身体的な自覚がないまま目の前に子供が現われましたから、今でも時々子供を見ながら、そこに子供がいること自体にある種の畏れのようなものを感じます。そこに確実に人がいたら、それ以外のことは割と瑣末なことに思えてきました。

8・仕事がうまくいったと感じるのはどんなとき?

汗をかかずに舞台を終えたとき。自分勝手な基準ではありますが、その日の出来はだいたい汗の量で判断します。うまくいった日はほとんど汗をかきません。余分な力が入っていないからだと思っています。

9・自信をなくしたりスランプなときの立て直し方は?

立て直そうとしないことでしょうか。言い換えれば、なるべく同じリズムで生活するということを心がけています。こじつけかもしれませんが、ちゃんと生活してると、仕事の悩みも生活の一部に感じられるというか。悩み出すとそれが生活全部を覆いそうになるので、そうじゃないだろ、生活があってその一部に仕事だろ、ってことを思い出すことが大事かなと。

10・10~20年前の自分に教えてあげたいことは?

あるけど、教えません(笑)。教えないというのは、このページを読んでいる皆さんにではなく、昔の自分にです。だって、昔わからなかったことが、やっと少しわかるようになってきたからこそ、今の年齢に価値がある気がして。20年前からいろいろ知ってたら、年齢を重ねるのが嫌になりそうなので。

11・影響を受けた舞台芸術体験は?

30か31のころ、ロンドンで「コペンハーゲン」という舞台を観ました。英語上演で内容が難解だったこともありますが、物語というよりも俳優の身体に目を奪われました。決して若くない3人の俳優が3時間近く議論を戦わせる舞台の、その開演したときの身体と、終演したときの身体が、同じように漲って見えたのです。何かを出し切ったという感じがまったくしなかった・・・衝撃でした。

12・1日が3時間増えたら何をする?

映画を見る気がします。といいながら映画マニアじゃないんです。でも、嫌いじゃないんです。好きなんです。なのに見てきた本数が少ないんです。だから見たいんです。

13・これから成し遂げたいと考えていることは?

あまり大それた野望はありません。ただ子供たちと演劇を通して関われたらいいなと思います。いまも少しやっていますけど。
学校には音楽の先生、美術の先生はいるけれど、演劇の先生はなかなかいません。皆さん手探りで必死にやっています。でもその分、演劇への先入観や誤解もたくさんあって、そのあたりをほぐしていけたらな、と。

14・この仕事をしていなかったら何をしている?

一般的な会社員になったと思います、一旦は。でも長くは続かなかったでしょう。そんな気がします。じゃあ、そのあとは・・・どうでしょう。何か、書く仕事をしているかもしれません。

15・あなたに安らぎを与えてくれるものは?

家族と居れば安らぎもしますが、悩みもします。仕事で悩みもするけれど、安らぎもするんですね。結局悩むも安らぐも自分の心持ち次第という気がします。とはいえ、コロナのステイホームで飼い始めたセキセイインコは無条件に安らぎをくれています。

16・お気に入りの写真を1枚アップして

『グランドキャニオンの虹』
4年前にグランドキャニオンに行ったときの写真です。日の出の絶景ポイントまで行こうと早起きしたものの、外は大雨。ダメもとでホテルを出て雨の中現地に着くと、突然雨が上がって空には虹が!よく見ると2本架かっているんです。天に感謝の瞬間でした。

17・SNSやHPなどの情報を公開したい方はどうぞ

UAM株式会社HP

ページの
トップへ