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わたしと舞台芸術
宋 元燮(ソン ウォンセプ)

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1・あなたの名前は?

宋 元燮(ソン ウォンセプ)

2・あなたの職業は?

プロデューサー

3・主に活動しているジャンルは?

ミュージカル、演劇、映像など

4・プロフィール写真をアップしてください

5・子供のころ成りたかったものは?

いわゆる幼少期になりたかったものは特になかったです。多分、なりたいものというより、何かしら違うものと戦っていた気がします 苦笑
吃音が酷く落ち着きがない子供だったので、それをどうにか直そうとする親と自分との戦いだったような?笑
中学生になってようやく「宇宙飛行士」になりたいと思いました。1986年に地球に接近したハレー彗星がきっかけでした。とにかくあまりの感激に正に言葉もなかったのを覚えています。

6・駆け出しのころ役立ったアドバイスは?

「とにかくパクれ」。
入社当時の上司のた言葉。当時広告代理店でCMプランナーという職種に就いていたのですが、とにかく上司がパクリの天才で、プレゼンの度に海外のCMのパクリ企画を手伝わされてうんざりしていました。が、実際そのパクリで蓄積された知識があったのは事実で、個人的な「習作」としてのこのパクリはその後自分が何かを発案するときの基礎にもなっていたりする事に後に気付きます。上司の真意はともかくとして。

7・あなたのモットーは?

「simple, small but special」。
会社の理念でもあるのですが、イコール私のモットーでもあります。
なんていうか、人生でいろんな劇的な体験であったり大きな出来事があったとして、それはそれで生きてく上で大きな影響を与えているとは思うのですが、ふとした瞬間に思い出すのは、素朴で小さな出来事だったりすると個人的には感じています。
そういった小さな積み上げで「いい人生だったな」と思えたらという願いを込めています。

8・仕事がうまくいったと感じるのはどんなとき?

水が流れるように最終日を迎えたとき。
どんな仕事でもチームメンバーと意見の相違があってぶつかったりするものですが、結果的に気が付いたらそんな事を忘れるくらいに滑らかにその仕事の最終日を迎えたときというイメージです。自分以外の人の仕事にも気配りができたときだけこれが実現すると感じています。
あとは終演からカーテンコールまでの無音。この無音にいい緊張感があったときは間違いなく最高の仕事をしたときです。

9・自信をなくしたりスランプなときの立て直し方は?

山に登るか、山に行けなければ散歩をします。正確にはひたすら歩いてると言った方が正しいかも知れません。普段あまり体を使っていないせいもあるのかも知れませんが、歩きまくっているとヘトヘトになってある瞬間思考が無になります。
一瞬でも無がやってくると後は山や町のいい気を体に入れる。
自分でマインドコントロールが上手にできる方ではないので、物理的にこうしてるんじゃないかなと思ってます。

10・10~20年前の自分に教えてあげたいことは?

「人の縁はちゃんと繋ぎなさい!」
20代〜30代は割と刹那的に生きてきたので、場所を移す度に連絡先とか全部消したりする性格でした。振り返ってそういう人たちもひっくるめて今があると考えると人為的に消したり残したりすべきじゃなかったな〜と思う事があります。
人の恩をすぐ忘れちゃうのよくないですね〜苦笑。返せるものじゃないけど、ちゃんと記憶して繋げていった方が人生豊になると思うよ!

11・影響を受けた舞台芸術体験は?

2つあります。
1つ目は初めてのミュージカル体験だった『ブラッド・ブラザーズ』。
誰が出ててどんな演出だったか全く覚えてないのですが、当時(大学生)付き合ってた彼女が観たいというので観にいったら全然面白くなくて、ミュージカルはもう観ないと思ってました。でも今はミュージカルのプロデュースやってます 笑
もう一つはサイモン・マクバーニーの『春琴』。とにかく何から何まで素晴らしかった!

12・1日が3時間増えたら何をする?

散歩したいです。山行きたいです。
コロナ騒動になってから全然いけていないんですもの!
精神的に参ってなくてもたまに行きたいのです!!

13・これから成し遂げたいと考えていることは?

観劇の中間層を増やしたい。
具体的には著名な俳優さんが出演していなくても300席くらいの劇場で2-3ヶ月同じ作品を上演できるようになっていたいです。これはconSeptという会社を作ったときから目指していることで、これが成り立つ環境=多くの方が普段使いで舞台芸術に触れられる環境になっているという状況なのかなと思います。そうすることで舞台芸術に携わる事が、憧れも含めた特殊な職業じゃなくて、人に愛される職業になればと。

14・この仕事をしていなかったら何をしている?

器製造家(アーティストじゃない感じ)か印刷屋さん。
身の回りにあるものを作る人になってみたいというイメージがありまして、器は小さい頃土が好きだったからで、印刷は(今も)紙が好きだからです。どちらも手触りと使いやすさに拘りたいですね。で、重宝されるんじゃなくて、ガシガシ触ってて欲しいし、ガシガシ使ってて欲しいです。

15・あなたに安らぎを与えてくれるものは?

お酒と音楽ですね。どちらも高校の頃から(お酒は時効ということで 汗)。
山に行くのとは違って、日常の中でふっと気が抜けて空っぽになれる時間です。
独身の頃はよく一人で音楽が流れてる居酒屋とかバーで本を読みながら音楽と酒に身を委ねていました。これ気取ってないので誤解なきように 笑
お金はありませんでしたが、1〜2杯のお酒があれば何時間でもいられて家に持ってない音楽も好きなだけ聞けたので至福の時間だったのです。

16・お気に入りの写真を1枚アップして

種子島で撮影した宇宙ロケットの打上げです。当時HAYABUSA2の取材をしていて、ロケットに夢中でした 笑。ロケットの打上げ、一度は体験してみていただきたいです!

17・SNSやHPなどの情報を公開したい方はどうぞ

facebook https://www.facebook.com/songbleu

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